ニュースで考えるリスク・危機

ニュースを通じ、自分の身に置き換えて様々なリスクについて考えるブログ

2019年3月12日のできごと

・幼保無償化法案が衆院で審議入り 安倍首相「子供を産み育てやすい国に」

 (産経新聞

 そもそも預けられるところがある方向けの施策。

NHK受信料、もしかして払いすぎてませんか?節約するには?(豊田眞弓)

 最大の節約はテレビをもたない、見ない。

陸自パワハラ訴訟、国に賠償命令 長崎地裁共同通信

 ハラスメント被害者加害者にならないように。

東日本大震災もたらした地震活動、8年経過も「まだ活発」(TBS系(JNN)) 

 地震被害回避ないし軽減活動においては、地震は常にあるものとして考えて行動する というのが、肝要。

 

2018-3-1~12までのできごと

・防災食市場 震災以降5割拡大

・避難者のPTSD 今必要なこと

新燃岳 最多量の火山ガス観測

・冬の寒さ戻る 体調管理に注意

・広く晴れ 北日本は真冬の寒さ

・紙は必要ない?苦境の製紙業界

・モノからコトへ 素材業界でも

・私立でも 雑な教員の労務管理

・北海道で猛吹雪 交通乱れ警戒

2019年3月11日のできごと

・大阪・ミナミ銃撃、男を指名手配 韓国籍34歳、殺人未遂容疑など(共同通信

 特に近隣県の方々、お気を付けください。

・復興住宅での孤独死が急増 昨年68人、入居後に孤立か(朝日新聞デジタル

 記事中の写真が復興住宅でしょうか。とても立派な建物ですが、隣近所が付き合いづ らいかもしれませんね。誰かが積極的にみなさんの間をつながないといけないです  ね。

・液体ミルク、福島のスーパー8年越し実現=震災時緊急輸入できず-東日本大震災8年 (時事通信

 これで、災害時、緊急時の赤ちゃんに対する食事環境の改善に。未利用者の方は一度 購入してみて、使い勝手を把握されるのがよろしいかと。

・【東日本大震災8年】「自分は大丈夫」と思い込み、避難行動に移らない人の心理と  は?(オトナンサー)

 間違ってたら恥ずかしい、がありますし、そこまでしなくても大丈夫、もあります。

 一回だけでも、小さい地震でもやってみると案外恥ずかしくないものです。

 機械的に反応すれば、自然と動けます。家族の中で自分だけやって、帰ってきて「な にそんな大げさな」みたいな顔されるかもなんてよくある話で、気にしない。

・「セブンは24時間営業やめろ」と無責任に主張する人に欠けた視点(佐藤昌司氏)

 24時間営業がブランドになっているのか、私にはわかりません。

 24時間営業がセブンしかおこなっていない営業スタイルならそうだといえるでしょう が、自社が置かれている環境を冷静に見つめてそこにこだわっていくべきなのか。

 柔軟に対応し、妥協し、もし改善策や、対応策が見つけられたら、もとにもどしても いいくらいの話だと思うのですが。

 むしろ、これ以上もめている姿をさらし続けている方が、町の大事なインフラになり つつあるコンビニ王者の名声に傷かつくと考えた方がより企業価値を保つ方向性に  話が進むと思うのですが。

 まあ、一方的に営業スタイルを変えろなんて言われる筋合いの話ではないことは確か だと思います。 

 

2019年3月10日のできごと

・透析中止、院長が容認 女性死亡「意思を複数回確認。適正な医療だ」(毎日新聞

 透析中止事件続報。院長、市長などみなさん問題ないと表明。

 複数回意思確認、選択肢提示するのは普通の医療、とのこと。

・仕事中、ねちっこい営業電話が大迷惑! 犯罪に問えない?(弁護士ドットコム)

 電話内容を録音しろとのことですが、何かの装置かアプリが必要?

地震保険に「上乗せ」広がる 1月加入、前年比2割増(産経新聞

 保険の仕組みはよく納得して、加入がおすすめです。掛け金支払者だけでなく、周り の家族にも理解してもらい、加入者がいなくなっても、請求できるようにしておきま しょう。

・震災から8年「LINE以外の連絡先知ってますか?」:

 LINE以外のコミュニケーション手段の確保も(佐藤仁)

 複数の連絡サービスをつかえるようにしておきたい。ただsnsがわずらわしいと感じ る方もいるので、災害時の連絡はとれなくなることを前提とした動きも必要では?

 

2019年3月9日のできごと

・【東日本大震災・あの日から8年】福島県、孤立化防ぐ 県外避難先へ看護師派遣

 (茨城新聞クロスアイ)

  福島県による取り組み。やはり8年たっても道半ば。苦しんでいる方は大勢います。

 安易な解決方法はなく、地道に取り組んでいくほかないでしょう。協力できることは 何があるでしょうか。

・<震災8年 被災3県知事に聞く>福島・内堀雅雄氏 風評対話で理解促す

 (河北新報

 被災3県知事による8年間の取り組みと今後の展望。やはり我々がしなければならな いことは、知ること、教育ではないかなと。

・死亡したケースも 子どもに潜むベッドとソファの危険(BuzzFeed Japan)

 住環境が赤ちゃんに適したものになっていない場合、事故が発生する確率があがる。

 最高の環境をつくるのは難しいところもあると思うので、ポイントで致命傷にならな いところを重点的に改善しましょう。

国民年金、産前産後も保険料免除 4月から新制度(NIKKEI STYLE)

 これはいい制度変更。免除期間も年金額に反映されるので利用しやすいです。

・救急車は頼れない、重傷者が優先 災害医療の現実(NIKKEI STYLE)

 公助は頼れないのはもちろん他者の助けそのものがあてにならない。自分でできるこ とを一つでも増やしておけば、自分はもちろんまわりの人を救うことができる。その ひとに向けられる公助を他の人に向けることができる。

 

 

 

2019年3月8日のできごと

・震災遺構のいま 名取・閖上地区 残せなかったランドマーク(産経新聞

 震災の未来へのメッセージをどうするか。難しい問題。

 たしかに被害の建築物をそのまま残せれば、インパクトやわかりやすさは問題ないか とも思うが、それを見て、直接被害にあった今生きている人間には酷だというのも理 解できる。やはり、石碑や、神社のような長い間あって、町の風景になりながら、過 去にあったことを伝えられるものにすべきだと考える。

・「神経質では」心ない視線も…自主避難者苦しめる“二重三重の孤独” 原発事故8年

 (西日本新聞 

 放射性物質が自分の土地から検出され、その土地の恵みから直接糧を得る職業につい ていれば、わからなくはない。しかし、それでも同じような状況下で1次産業をやっ ていらっしゃる方もいて、どちらの判断も間違いではないと思う。

 移住先のみなさんの中から「過剰反応では?」というのも一定の理解はできる。

 おそらく、当事者の恐怖や、不安感が実感として理解できないところがあるためだ。

 どんな職業についても、一定のリスクや、想定外の問題が出てくる。そのとき、残る か、撤退するかは生き方の問題だろう。特に農業などの産業は一旦捨ててしまうと、 もう元に戻すことは、少なくとも個人レベルでは無理だろう。記事の方も苦しい選択 だったのだろうが、事故が起きても、この選択をしないように周りでサポートできな かったのが、悔やまれる。

・「女児暴行のうわさ」の過去と今(dragoner)

 記事文中にある「善意の恐怖」が一番わかりやすい言葉でしょう。

 悪意ではなく、いい話でなく、同じような立場の人間に注意喚起しているつもりにな るのでしょう。その連鎖が、現在すごいスピードで広がる。

 真偽は関係ない、確認もせずに、善意を拡散しなければならないと義務感も絡んで、 最終的には、具体名部分に反応して、直接被害者が出てくる。

 どんな情報も一時深呼吸して、自分で確認し、伝える。

東日本大震災から8年。ポスト復興庁に求めること(久保田崇) 

 基本記事には同意したいが、復興庁、防災省をつくっても、この国のお金に関する考 え方や、国家とはどういうものか、といった基本的なところが歪んでいると思ってい るので、あまり名前はどんなものになっても国家機関の中での立ち位置は変わらない と考えている。

 公務員で防災に関する業務に経験を持つ方に継続してこれからも対応していただけれ ば、ありがたいとは思うし、仕事が早くなり、効率的に動けたおかげで、救われる命 もあると思うが、復興庁自体が時限立法上に成立していること自体が、いかに防災に お金を使いたくない、リソースを割きたくないと考えているといういい証拠になって いる。

・復興住宅、悩む孤立=高齢者4割超、単身多く-東日本大震災8年(時事通信

 海が見えて、周りも勝手知ったる人達に囲まれ、幸せに暮らしていた。

 ある日突然家族、近所の人や、住む場所を奪われ、知らない人ばかり、知らない場所 での生活になる。生きているだけいいだろうでは済まない。高齢になれば、

 その変化に順応しずらくなる。その手当は厚くしてもしすぎることはないのではない か。

・【東京から伝えたい】「震災が起きたら、避難所」だけではない

   「マンションにとどまる」選択、問題はトイレ(withnews)

  上記復興住宅の記事中の住宅でもそうなのですが、高層住宅の欠点が、「水」なので す。高層に水を届けるのはなにかしらのエネルギーが必要で、とぎれるとあっという まに枯渇します。配給される水を自室に持ちこむ作業は重労働。建物自体は倒壊しな いのかもしれませんが、住居としては一気に使いづらくなる。あわせて、電気もこな い、配管が少しずれているなど、不具合が重なると、退去決定。一軒家でも当然考え られる問題ですが、マンションなど高層建築物の利用は巨大なエネルギーとシステム に支えられているのです。

 東京ではもちろんですが、東京以外の地域にお住まいの方でも、トラブル発生時の対 処は変わらないかと思います。一度代換手段を検討してみていただきたいです。

 「今住んでいる住居が使えなくなったらどうする?」「避難所!」

 「ペットは?」「避難所では寝られないよ?」「ずっといるの?」「仮設住宅?」

 私のおすすめは普段の移動手段でいける範囲でセカンドハウスを買う(借りる)なら どこがいいか?を家族で話し合い、小旅行としてその地域に足を運んでみましょう。

 何度か色々な場所にいくと、ギリギリ借りられる(買える)住宅が見つけられるかも しれませんし、少なくとも見慣れたこの地域に逃げてこようという気持ちの余裕みた いなものができてきます。

 もうひとつは、やはり車中泊でしょう。東京など都会の方で車を所有されていないか たにはおすすめできないのですが、ご家族を安全に移動かつ住居から一時退去で雨露 しのげる手段としてはこれ以上ないかと思います。

・鹿北製油 従業員14人全員退職 町は再就職支援へMBC南日本放送

 製品原料偽装で従業員が全員退社したとのこと。会社がある自治体が退社した従業員 の再就職先について支援するということなので、みなさん再就職先が見つかる前に退 社したということなのでしょうか?みなさんの生活もかかっているでしょうに、それ にかえてもこの会社で働き続けるのは困難だったということか?

・職務中の交通事故で人生を狂わされた49歳男性(東洋経済オンライン)

 若い時に住み込みコンビニ勤務、介護業界も途中までは身入りのいい仕事だったよう です。その後、給料が半分になって、仕事量が激増してもその業界に残ったのはな  んとも。多分そこが人生の分岐点。そんな生活をおくれば、誰でも心身ともにおかし くなりますし、職務中の交通事故はその結末でしょう。

 無理な仕事は続けてはダメです。収入は確かに落ちることもあるし、簡単に次の仕事 がみつかる日本でもありません。しかしながら、心身がおかしくなると、経済的損失 以上の損が降りかかってきます。ですので、収入が増えても、支出をできるだけ拡大 させない(特に定期的出費)。ですが、心身を健康に保つ出費にはある程度お金をか ける。

 バランスが難しいですが、取り組んでいくべきだと思います。

LIXILの説明会、機関投資家の怒りの火に油(日経ビジネス 

 リクシル界隈が騒がしいようです。従業員のみなさんはどう思っているのでしょう。

 いますぐどうこうではないでしょうが、先を見ている方はもしかすると。

 消費者の立場としては、住宅関連の資材は長い付き合いになるし、取引額も大きいも のになると思うので、不安定な会社の状態をみると、離れて行ってしまうような。

・透析選ばず死亡が他にも20人 学会指針に該当せず(テレビ朝日系(ANN))

 どうやらドクターから透析しない選択肢を提示し、患者が受け入れた、という流れの ようです。確かにドクターがいう治療をうけない権利もあるのでしょうが、現状の日 本で、それをドクターから提示するというのは受け入れられないでしょう。

 明らかに末期状況ならわかりますが、自分から治療していれば4年は生きれたなんて 言ってしまっているようでは、考えが浅い上での言い訳にしか聞こえません。

 その考えを広めたいなら、まずあなたが目の前の患者さんととことこん治療しながら 話合う以外ないでしょう。多くの患者さんと話合うことで、社会環境もととのってく ると思いますが。

 患者としての立場から考えると、まず、このようなご提案を受けたなら、他のセカン ド、サードオピニオンを受けてください。そのドクターと自分だけで(家族も含む) 判断は厳禁です。あとはもっと時間をかけてください。色々な人に相談してみるのも ありだと思います。透析要の患者がそれを中止するのは死を選ぶと言っていることが わかっているようで、わかってないのだと自分に問いかけてみてください。

・10年前から約10万件増! タイヤのパンクトラブルは予想外な事故を引き起こす

  可能性も(くるまのニュース) 

 記事によると、パンクしたタイヤを修繕してはき続けている人がいたり、そもそもタ イヤの状態を把握してない人が多いというもの。

 たしかに私もたまたまオイル交換時にタイヤの摩耗を教えていただき気がついた。

 車やタイヤの性能があがり、そんなに注意しなくても、望んだ能力が発揮されるが、 機械は機械。常に気を配っていないと故障する。メンテナンスは大事です。

 

 

 

 

 

 

 

2019年3月7日のできごと

宮城県岩手県で震度4の地震 津波の心配なし(ウェザーニュース 

 比較的大きめの地震でした。あらためて災害用の準備を確認しましょう。

・飲酒事故「人生壊された」 痛み、恐怖今も 左脚切断23歳の男性(北海道新聞 

 犯罪被害者の声。足切断という大きいけがを負ってしまい、人生が捻じ曲げられてし まった。この方の経験から周りの人間が考えること。

 被害にあわないようにするには?

 難しいです。繁華街にいかないというのは現実的ではないでしょう。徒歩で移動する 場合、車道側は歩かない、イヤホンなどしてまわりへの集中を欠くような状態で移動 しない、というところでしょうか。

 飲酒運転者は消えることがない。

 ・ハード側に義務として飲酒している人間を運転させないシステムがとりつけられないかぎり、これからも事故はおこりつづけるでしょう。啓発活動が無駄とも思いませんが、それで思いとどまる方は最初からしていないのです。

原発事故から8年…帰りたいけど帰れない 双葉町 避難住民の葛藤(FNN PRIME) 

 故郷を奪われるのは耐え難いものがあると思います。私も今住んでいるところは故郷 だと思っていますが、故郷というのは複数あってもいいのではないでしょうか。

 こういうことがあると唯一のものが奪われるつらさに耐えられないので、広く故郷を 考えてみたり、など考えさせられる記事でした。

東日本大震災「不明者2,533人」 3.11まもなく8年(フジテレビ系(FNN))

 もう8年か、まだ8年か。

 

 

 

 

2019年3月6日のできごと

・巨大ITの不当な個人情報収集に歯止め 独禁法適用へ(朝日新聞デジタル

 欧州ではすでに動き出していたのは知っていましたが、日本でもという感じです。

 巨大IT企業はそれなしでは生きていけないほどの企業になってきています。

 国家を一部では超えているのかも。その生命線たる個人情報の取り扱いについて歯止 めをかけようというのでしょう。株主にとっては当該企業の成長性に陰りが見えるか も。消費者にとっては他の企業が出てくるチャンスになるかどうかといったところが 注目です。

・涙に暮れた「あの日」から半年 “春”を信じて一歩一歩… 北海道ルポ

 (日本農業新聞

 1次産業に従事されている方々の震災以降の取り組みを伝える記事。農業は事業として行っているので、サラリーマンからみれば、大きいお金が動いていることもあり、儲かっているようにも見えるのでしょうが、自然環境に依拠するところが大きい分何かあると巨大被害となって襲いかかってきます。お金のこともですが、復興する仕事自体が膨大なものになり、時間と労力が大きいものになります。保険に入っている方や、ある程度の内部留保をお持ちの方、事業者自身がまだ若く、無理をできるかたなど、希望や色々な解決方法などのお持ちの方はいいのですが、自身だけでは難しい方が大半だと思います。そういう方たちを何とか支援していくのが僕たち周りの人間だと思います。

・「犬の性格は飼い主に似る」は本当だった(ナショナル ジオグラフィック日本版)

 自身で買っているペットはちゃんと管理できているでしょうか?散歩されているかたで、犬にひっぱられて散歩させられている方をたまに目にします。平時はそれでもいいのかもしれませんが、緊急時にその犬がどうなるのか。ペットを飼うための資格をつくり、其の資格取得をペット飼育の絶対条件にするような制度をつくらないといけない。

・学校給食「パンが出ない」 パン工場は廃業の危機(中京テレビNEWS) 

 私のころはパン中心でたまにご飯だった気もしますし、メニューに合わせてだった気もします。今は給食パンが希少になっているんですね。パン食が国際化とどう関係するのはわかりませんし、地産地消もあまりきつくしない方がいい気もします。「地元でつくっている」もよいと思いますし。

・7割「復旧していない」 北海道震度7から半年 仮設住民アンケート(北海道新聞

 阪神淡路でも、東日本でも、多くの被災者が復旧したと実感できるには長い時間がかかるのはこの国の習いなのか。国家による集中投資以外に道はなく、それがない以上、自己防衛していくしかない気もします。