ニュースで考えるリスク・危機

ニュースを通じ、自分の身に置き換えて様々なリスクについて考えるブログ

2019年3月6日のできごと

・巨大ITの不当な個人情報収集に歯止め 独禁法適用へ(朝日新聞デジタル

 欧州ではすでに動き出していたのは知っていましたが、日本でもという感じです。

 巨大IT企業はそれなしでは生きていけないほどの企業になってきています。

 国家を一部では超えているのかも。その生命線たる個人情報の取り扱いについて歯止 めをかけようというのでしょう。株主にとっては当該企業の成長性に陰りが見えるか も。消費者にとっては他の企業が出てくるチャンスになるかどうかといったところが 注目です。

・涙に暮れた「あの日」から半年 “春”を信じて一歩一歩… 北海道ルポ

 (日本農業新聞

 1次産業に従事されている方々の震災以降の取り組みを伝える記事。農業は事業として行っているので、サラリーマンからみれば、大きいお金が動いていることもあり、儲かっているようにも見えるのでしょうが、自然環境に依拠するところが大きい分何かあると巨大被害となって襲いかかってきます。お金のこともですが、復興する仕事自体が膨大なものになり、時間と労力が大きいものになります。保険に入っている方や、ある程度の内部留保をお持ちの方、事業者自身がまだ若く、無理をできるかたなど、希望や色々な解決方法などのお持ちの方はいいのですが、自身だけでは難しい方が大半だと思います。そういう方たちを何とか支援していくのが僕たち周りの人間だと思います。

・「犬の性格は飼い主に似る」は本当だった(ナショナル ジオグラフィック日本版)

 自身で買っているペットはちゃんと管理できているでしょうか?散歩されているかたで、犬にひっぱられて散歩させられている方をたまに目にします。平時はそれでもいいのかもしれませんが、緊急時にその犬がどうなるのか。ペットを飼うための資格をつくり、其の資格取得をペット飼育の絶対条件にするような制度をつくらないといけない。

・学校給食「パンが出ない」 パン工場は廃業の危機(中京テレビNEWS) 

 私のころはパン中心でたまにご飯だった気もしますし、メニューに合わせてだった気もします。今は給食パンが希少になっているんですね。パン食が国際化とどう関係するのはわかりませんし、地産地消もあまりきつくしない方がいい気もします。「地元でつくっている」もよいと思いますし。

・7割「復旧していない」 北海道震度7から半年 仮設住民アンケート(北海道新聞

 阪神淡路でも、東日本でも、多くの被災者が復旧したと実感できるには長い時間がかかるのはこの国の習いなのか。国家による集中投資以外に道はなく、それがない以上、自己防衛していくしかない気もします。