ニュースで考えるリスク・危機

ニュースを通じ、自分の身に置き換えて様々なリスクについて考えるブログ

2019年4月25日の出来事

・全国2802事業所で違法な残業 月200時間超も多数(朝日新聞デジタル

 違法なのは論外ですが、取り締まる方も残業にならざるをえない現実。

 基本給が低すぎて、残業代込みの生活になっている方にとっては死活問題。

・女性記者に長崎市幹部が性暴力、取材中の「おぞましい事件」 市を提訴

 (BuzzFeed Japan)

 いまだにこんなことが起こるのが日本。どうやら加害者とされている方は自殺されて いるそうなので、反論は聞けない模様。被害にあった段階で、上司、警察などに公に 訴えなかった理由は私にはよくわからない。式典がつぶれたとしても、それは被害者 の責任ではなく、そういう人間を配置した側の責任なのでは。

 どうやら、訴えている方の後ろには、報道の自由が侵害されている旨の主張を展開  し、被害を認めない長崎市側を非難している。

 たしかに被害者に責はないし、自分の優先的地位を悪用し、また、事件を矮小化、隠 滅をはかろうとしているのかもしれない。

 ここにいたり、この問題はこう戦って行くほかないだろう。

 <僕らが、この事件から学ぶこと>

 まず、被害者は、加害者と接触したとき、どういう人間かわかったはずで、その段階 で危機管理として、上司に相談し、当該人物の取材担当から外れるべきだった。

 今もそして将来にわたっても、この手の人間は地位の高低に限らず存在するので、職 務上接触しなければならない人は、このまま接触を続けるべきかは、自分だけで考え るべきではない。自分の身を守るというのはここから始まる。

 「なぜまじめにやっている私が、不利益を被らなければならない、そんな人間を取材 対象にしているような組織を正すべきだ」正論である。しかしそうならないのが現  状。おそらく未来もそうなっていない。

 もしここで、被害者が手を引き、別の人間が対応していれば、被害者も被害に合わず に済んでいた。もちろん大事な仕事を外れることになるので、それが、今後のキャリ アの足かせになっていただろうが、それは現状でも同じ。

 この判断は難しいだろうが、ポイントとして、相談しづらい事案こそ、積極的に危機 管理シフトをしくことができるか。その時までに、上司と良好な関係を築けるか。

 ここが自身の能力にかかってくる。これができないなら、残念ながらその職には不向 きだったと考えるほかない。

・ヘルメット非着用、致死率2.4倍=14~18年の自転車事故-警察庁時事通信

 おっしゃる通りだと思いますが、なんせ恥ずかしい。それなりに全身そろえた上での ヘルメットならかぶれるでしょうし、子どもにも、かぶせることは可能でしょうが、

 子どもから「なぜあなたは被らない?」の顔に返す言葉がない。

 気軽にかぶれるヘルメットあるのでしょうか。リサーチ不足です。

・預託商法のジャパンライフ 12都県30カ所を家宅捜索 特定商取引法違反容疑

 (毎日新聞

 年配の方々には有名な団体だと思っていたのですが。やはり誘惑には勝てないものな のですね。

・「労働法制は本当に不本意です」――平成の規制緩和

 宮内義彦が変えたもの変えられなかったもの(Yahoo!ニュース 特集)

 偉そうに言わせてもらえれば、たかだか一企業を率いた程度で、国家の複雑なありよ うを改革してやろうなんて考えること自体がおこがましい。

 自分程度の考えでできると考えるのではなく、時間をかけて、様々なアイデア、する しないも含めた、複雑な議論が必要。

 こんなことを後に話してしまう程度で、いろんな方の人生がおかしくなっていくこと に責任がとれないでしょう。

 こんな次第なので、各個人か身をいろんなことから守っていく術が必要になるので  す。

・尼崎JR脱線事故14年で慰霊式 社長「安全安心な鉄道つくる」(共同通信

 是非頑張ってもらいたいです。こんなに大勢の人が集中してしまっている環境下でで きるとも思えないのですが。