ニュースで考えるリスク・危機

ニュースを通じ、自分の身に置き換えて様々なリスクについて考えるブログ

2019年4月22日の出来事

・いじめ放置の教員処分案、消える 対策法改正に遺族反発(朝日新聞デジタル

 現状の学校というシステムを維持したまま、いじめをなんとかしようとすれば、玉虫 色の解決策しか出てこないのが現実でしょう。

 同じ地域に住んでいるという理由だけで、一か所に集められて仲良く何時間も過ごせ なんてシステムが通用するわけがない。いろいろな理由があったとしても(組織とは そういうものだの、世の中の理不尽を学ぶなど)、少なくとも学校所属中におこるい じめはここが起因している話でしょう。

 変化することで弊害も起こるでしょうが、現状の学校システムの変更、少なくとも学 校システムから外れると、公式に学んだことにならなくなる現状は変更しないと、い じめはなくならない。

山口真帆 卒業発表の場で爆弾発言! AKS社長から“パワハラ”「居場所はなくなった」 (スポニチアネックス)

 アイドル業界に詳しくないので、会社運営や、リスクマネジメント、組織運営の観点 からみると、この業界はこういうやりかたで今まで過ごしてきたのかと。

 山口さんの行動が、この業界の人には珍しく、自分で考え、行動し、訴えているとい うことなのか。

 どんな業界でも特有の習慣や、集まっている人種が似通ってくるので、外から見ると 変な環境に見えることもある。

 ただ普通はその人たちの結果(仕事)さえ出してもらえれば、外から何かいうことも ない。

 今回のこの事件も、業界の性質上、多くの人に知らせていくものなのに、最後まで己 たちのやりかたを貫き通した運営側は何を手に入れたかったのか。

 自分たちで作り上げてきたものを、自分から壊したかったとしか見えない。

 計画倒産?そんな穿った見方も浮かんできたが、単に思慮が足りないまま流れ着いて しまったのか。